東京ディズニーランドにあるアトラクション「ウエスタンリバー鉄道」は、本物の蒸気機関車に乗って、アメリカ西部の開拓時代を旅するアトラクションです。
比較的待ち時間も少なく、乗車時間も長いので休憩がてらに体験する人が多いかと思います。
このウエスタンリバー鉄道は、休憩に使うなんて勿体ないと思うほどのディズニーならではのこだわりと精巧に作られた世界観があります。
今回の記事では、ウエスタンリバー鉄道の蒸気機関車や豆知識を解説・紹介します。
この記事を読めば乗りたくなること間違いなし!
素敵な蒸気機関車の旅を楽しんでくださいね。
ウエスタンリバー鉄道について
東京ディズニーランドのウエスタンリバー鉄道は、蒸気機関車に乗って開拓時代のアメリカ西部を旅するような体験ができるアトラクションです。
ウエスタンリバー鉄道は、アメリカの歴史や文化にインスパイアされたウエスタンランドを始め、クリッターカントリーやアドベンチャーランドなど、多彩なテーマエリアを巡る旅を楽しむことができ、テーマパーク内の美しい景色や風景を楽しめることが魅力です。
特に蒸気機関車風の車両が、西部開拓時代の雰囲気を醸し出しており、乗車するだけで異国情緒あふれる旅の気分を味わえます。
子供から大人まで幅広い年齢層のゲストが楽しむことができ、東京ディズニーランドでの特別な思い出作りに最適なアトラクションです。
ベビーカーのまま乗り入れはできませんが、赤ちゃんも一緒に乗船することができます♪
ウエスタンリバー鉄道の車両は4種類
ウエスタンリバー鉄道には、4種類の蒸気機関車があります。
それぞれの車両は、デンバー&リオ・グランデ鉄道用にボールドウィン・ロコモーティブ・ワークス社でつくられた1871年型蒸気機関車モンテスマ号がモデルとなっています。
コロラド号
コロラド川の名前にちなんで名付けられた、赤い車体が特徴的な機関車です。
車体番号は『53』で、前照灯には雄ジカが描かれています。
ミズーリ号
ミズーリ川の名前にちなんで名付けられた、緑色の車体が特徴的な機関車です。
車体番号は『28』で、前照灯には大きな滝が描かれています。
リオ・グランデ号
リオ・グランデ川の名前にちなんで名付けられた、赤色と橙色が特徴的な機関車です。
車体番号は『25』で、前照灯にはグリズリーベアが描かれています。
コロラド号、ミズーリ号、リオ・グランデ号の3台は、東京ディズニーランドのグランドオープン日である1983年4月15日に運行がスタートしました。
ミシシッピ号
ミシシッピ川の名前にちなんで名付けられた、青色が特徴的な機関車です。
車体番号は『20』で、炭水車にはバッファローが描かれています。
この車両は、1991年10月に新しく導入された車両であり、他の車両とはデザインが異なります。
他の車両には前照灯にモチーフとなるイラストが描かれていますが、ミシシッピ号は炭水車部分にモチーフであるバッファローが描かれています。
他にも、ヘッドライトのデザインやサンドドーム、スチームドームのデザインが異なっているのが特徴です。
走行しているのは本物の蒸気機関車
ウエスタンリバー鉄道で運航している鉄道は、全て実際に19世紀のアメリカで運行されていた機関車がモデルとなってます。
実際の蒸気機関車は、石炭や薪を燃焼させて発生させた蒸気圧でピストンを動かし、車輪を回転させて走行しますが、ウエスタンリバー鉄道では、石炭や薪の代わりに灯油を燃焼し蒸気圧を発生させて走行しています。
そのため、ウエスタンリバー鉄道には大量の水が必要になっており、1周走行するのに必要な水の量はなんと2,000リットル。
一般家庭で使用されている浴槽は約200リットルなので、ウエスタンリバー鉄道が1周走行するためには、お風呂10回分の量が必要ということですね。
本物の蒸気機関車であるため、速度調節やブレーキといった操作はキャストさんが行っています。
またウエスタンリバー鉄道には、普通のキャストさんの他に、「2級ボイラー技士」の資格も持つメンテナンスキャストさんと呼ばれるキャストさんが蒸気機関車を整備しています。
蒸気機関車が出発する前に、給水塔から水を補給している姿を見ることができるので見てみてくださいね。
ウエスタンリバー鉄道のナレーション
ウエスタンリバー鉄道乗車中のアナウンスは、声優の青野武さんが担当しています。
東京ディズニーランドでは、ウエスタンリバー鉄道の他にもスター・ツアーズやビジョナリアムでも声優を担当していました。
ディズニー作品にも多数担当しており、リトル・マーメイドの「バイアル博士」やライオンキング3の「マックスおじさん」、美女と野獣のベルの素敵なプレゼントの「アックス」といったキャラクターの吹替を担当しています。
主な代表作として、ちびまる子ちゃんの「おじいちゃん」やバック・トゥ・ザ・フューチャーの「エメット・ブラウン博士(ドク)」、バットマンの「ジョーカー」等で有名な声優さんです。
青野武さんは、残念ながら2012年に闘病の末に亡くなられています。
そんな青野武さんの声が聞ける貴重なアトラクションがウエスタンリバー鉄道にあります。
ウエスタンリバー鉄道の豆知識
ウエスタンリバー鉄道をの知識を2つ紹介します。
テレビでたまに紹介されているので「聞いたことがある!」という方もいるかもしれませんが、確認してみてください。
太古の樹木「ジュラシック・ツリー」がある
ビックサンダー・マウンテンを通過して最後のトンネルに入る手前に、ジュラシック・ツリーと呼ばれる現存する最古の種子植物が植えられています。
このジュラシック・ツリーは、世界でも約100本程しか存在が確認されていない樹木で、原産国のオーストラリア・クイーンズランド州政府より東京ディズニーランドに寄贈されました。
ジュラシック・ツリーを見たい人は、ぜひ左側の座席に座ることをおすすめします。
ウエスタンリバー鉄道には3つの駅が存在する
ウエスタンリバー鉄道には乗り場となっている駅の他に2つの駅が存在します。
スティルウォーター・ジャンクション
アトラクション序盤に通過する駅で、アナウンスで紹介されるのでウエスタンリバー鉄道を利用した人の殆どは見たことがある駅です。
このスティルウォーター・ジャンクションは、乗換駅として多くの開拓者が利用する駅です。
駅には乗車券の販売所や時刻表、給水塔が設置されています。
列車は通過するだけで停車はしません、多くの人が利用しているんだなあと感じることができますよ。
ダスティベンド・デポット
こちらはビックサンダー・マウンテンを通過する際にある駅で、多くのゲストがビックサンダー・マウンテンを見ていることが多く、見過ごされやすい駅です。
ダスティベンド・デポットは、ビックサンダー・マウンテンで発掘された鉱山を運ぶための駅だったと言われています。
ビックサンダー・マウンテンは、ゴールド・ラッシュで盛り上がっていましたが、無人機関車の暴走する恐ろしい鉱山となり、開拓者が減ったため、現在では利用者が激減し廃駅となり、ウエスタンリバー鉄道でも紹介されていません。
しかし駅だったということはわかるのでビッグサンダー・マウンテンの反対側に視線を向けてみてください。
▼ビッグサンダー・マウンテンの歴史などはこちら!
まとめ
いかがでしたか。
今回は、東京ディズニーランドにある「ウエスタンリバー鉄道」の列車と乗りたくなるような豆知識を紹介しました。
ウエスタンリバー鉄道では、本物の蒸気機関車を体験することができるだけではなく、世界的に貴重な樹木を見ることや開拓時代の世界を体験できる素敵なアトラクションです。
ディズニーらしいこだわりや演出が体験できるアトラクションなので、足を休ませながら、ゆったりと蒸気機関車の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
アトラクションを待ちながらこの記事をもう一度見て友達や家族に教えて上げるのもいいですね。
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