東京ディズニーランドのキャストが、ゲストに渡すガーランドに「推し変禁止」と書いたかもしれないことでSNS上で炎上しています。
今回は、炎上しているガーランドの記載内容について紹介します。
ガーランドって何?

東京ディズニーリゾートの40周年では「ドリームゴーラウンド」をテーマに1年間を通してお祝いします。

ガーランドのようにみんなの気持ちをひとつにつなぐ思いから、パーク内の多くの場所でガーランドが装飾されています。
その施策のひとつとして「ドリームガーランドシール」をキャストが配っています。
このドリームガーランドシールは、ティッシュ配りのように無差別に配っているわけではなく、ゲストが「ほしい!」とキャストに声をかけたゲストのみに配布しています。
どんな行為が問題になった?
今回、SNS上で炎上したのは、東京ディズニーランドのアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」のキャストが、女子高生ゲストに渡すドリームガーランドシールに「推し変禁止」と書いた可能性があることです。
投稿されたのはTiktok(非公開アカウント)でしたが、それを見た方がスクリーンショットを撮り、Twitter上で公開されたことから炎上に発展しました。
どこが問題?

今回の問題点は、「ドリームガーランドシールに【推し変禁止】と書いた」ことです。
推しとは、他の人にすすめたいほど気に入っている人物や物のことを意味し、アイドルに使われることが多いです。
女子高生ゲストは、東京ディズニーランドのアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」のお兄さんキャストが気に入っている人のようです。
【推し変禁止】には、「お気に入りを自分から変えないでね!」という意味が込められているでしょう。
誰が書いたの?

東京ディズニーリゾートにドリームガーランドシールについて問い合わせたところ、記載するメッセージや絵柄に関しては、現場のキャストに任せているようです。
しかし、絵を描くのが苦手なキャストもいるためリクエストにお応えできない場合もある回答を得ました。
また、メッセージ無しでドリームガーランドシールをもらうことは可能か聞いたところ、
こちらも現場のキャストに任せているとの回答を得ました。
このことからキャストが書いたのか、女子高生ゲストが自作自演で書いたのかは不明ですが、東京ディズニーリゾートのイメージにそぐわない内容であることは確かです。
もし、キャストが書いたのであれば、キャストの5つの行動基準のCourtesyに反する内容です。
【Courtesy(礼儀正しさ)】
“すべてのゲストがVIP”との理念に基づき、言葉づかいや対応が丁寧なことはもちろん、相手の立場にたった、親しみやすく、心をこめたおもてなしをすること。
出典:株式会社オリエンタルランド

写真が撮影された場所はどこ?ゲスト・キャストは特定されている?

この画像が撮影された場所は、東京ディズニーランドのアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」の入口付近(ファンタジーランド内)です。
写真を撮影した方は特定されていませんが、投稿されたアカウントはTikTokerの陽菜さん(非公開アカウント)です。
キャストに関しては写真からネームタグ(名札)が見えないことから、誰かは分かりませんでした。
写真を投稿した人やキャストはどういう処分になる?

ドリームガーランドシールに「推し変禁止」と書かれましたが、誰が書いたのかは分かりません。
女子高生ゲスト自身が書いたのであれば、特にパーク側からの処分はありませんが非難を浴びることは避けられません。
キャスト自身が書いた場合であったとしても、書いている様子の動画などの証拠がないことから注意や始末書程度で済むでしょう。
バックステージの写真や動画が流出したことがないことから、キャストはアルバイトも含めて入社の際、SNS利用に関して厳しい契約書・誓約書を交わしているものだと思われます。
キャストさん自身が書いたとはあまり信じたくないですね。
SNS炎上を避けるためには

SNSで炎上を避けるためには、以下のようなポイントを心がけると良いでしょう。
内容をよく考えて投稿する
投稿する内容が、他人を傷つけたり、誤解を生じさせたりしないかを考えましょう。
特に個人を特定できる情報や、他人のプライバシーに関わる情報は控えましょう。
誤った情報を拡散しない
自分が投稿する情報の真実性を確認し、誤った情報やデマを拡散しないようにしましょう。
特に重要なニュースや情報を共有するには、確認が必要です。
まとめ
今回は、東京ディズニーランドのキャストがドリームガーランドシールに「推し変禁止」と書いた疑惑について紹介しました。
最近学生の間では、推しのディズニーキャストを見つけて会いに行くというのが、仲間内で流行っていたりするそうです。
ただ、ディズニーキャストはアイドルではなく一般人です。
キャスト自身もそれを目指して仕事を選んだわけではないでしょう。
スシローのペロペロ事件から、SNSによる問題行為が話題になりやすくなっています。
非公開アカウントであったとしても、見ている誰かがその外に向けて発信すれば、大きな問題に発展してしまうことあります。
炎上すると本人だけでなく学校や職場まで特定され周辺にも迷惑をかけることになってしまいます。
公開対象関わらず、今後のSNSの利用について考えていきたいですね。
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