【疑問】ジャングルクルーズの船は全部で何隻ある？BGSも紹介！

東京ディズニーランドにある大人も子どもも楽しめるジャングルクルーズ：ワイルドライフ・エクスペディション。

乗るごとにキャストさんのリアクションが楽しくて何度もループする人もいるほど人気のアトラクションです。

アトラクションの利用時間は約10分ですが、この10分間の中に様々な物語があるのをご存知でしょうか。

今回はジャングルクルーズのアトラクションについてBGSをあわせて紹介していきますね。

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ジャングルクルーズとは？

ジャングルクルーズ：ワイルドライフ・エクスペディションは1983年4月15日にオープンしました。

東京ディズニーランド開園と同時にオープンした老舗のアトラクションです。

開園から今まで、リニューアルをしながらゲストのみなさんを探検へ誘ってきました。

場所は、「冒険」がテーマとなっているアドベンチャーランドです。

どんなアトラクション？

陽気で勇敢な船長とともに、様々な野生動物たちと出会いながら探検ツアーを楽しみます。

所要時間：約10分
1台あたりの定員：32名
利用制限：なし

ベビーカーのまま乗り入れはできませんが、赤ちゃんも一緒に乗船することができます♪

乗船時間は10分間ですが、みなさんは船長とボートの仲間（ゲスト）たちと3週間過ごすことになります。

力を合わせてジャングルの不思議を探検していきます。

プライオリティパスやディズニー・プレミアアクセスは導入されていませんので利用するには並ぶしかありません。

しかし回転率が高いので、待ち時間は平均20分ほどと他のアトラクションと比べて短めです。

ウォルト・ディズニーの思い

このアトラクションは、ウォルトが南米親善訪問時にコロンビアの熱帯雨林をボートで旅した経験が基になっています。

当時は気軽に海外旅行に行くことができない環境だったため、異国の川を気軽に探検できるアトラクションを作ろうと考えたようです。

また、ゲストには自分の見たものをリアルに感じて欲しいという思いから、細部にまでこだわって作られています。

当時ウォルトは、本物の動物を使用する予定でした。

しかし、ゲストの安全を考えて、断念しました。

そこで今の忠実に野生動物を再現した動物たちが完成しました。

まるで本当に生きているかのような動物たちがお出迎えしてくれます。

季節によって変わる植物にも注目です。

実はこのアトラクションにはウォルトの「自分の感動をみんなに共有したい」という温かさが伝わるエピソードが隠されているんです。

ジャングルクルーズの楽しみ方

ジャングルクルーズを何度も利用した私がこのアトラクションの楽しみ方を紹介します。

船長（スキッパー）のセリフが楽しい

スキッパーと呼ばれる船長は、ジャングルの中の野生動物や自然、人々についてを探検の中で紹介してくれます。

ディズニーの中でもかなり長丁場のセリフです。

そしてディズニーの中でもかなりキャストとゲストの距離が近いと言えます。

ゲストも参加型で、手拍子したり、クイズに答えたりなど巻き込んで一体感がでます。

終始ドキドキ、少し笑えるジョークを交えて、ユーモアある元気いっぱいのセリフが魅力的です。

以前はアドリブが多かったのですが、リニューアルしてからは少なくなったようです。

でも、まるで本物の探検に出かけているような臨場感の溢れるセリフは今も変わりません。

キャストの楽しませる工夫に注目です。

ひとつひとつのボートには名前がついている

2000年頃にボートのリニューアルが行われ、現在では13隻が活躍しています。

そしてその1隻ずつには所有者がいます。

その所有者は医師やカメラマン、生物学者など職業があって、ボートには包帯や写真など、その所有者にまつわる物がボートの中に飾られています。

細部までこだわった工夫、乗車時にボートを見渡して探してみましょう。

そしてその全13隻には「川の名前+女性の名前」がついています。

なんとこの中で「ボルタ・ヴァル（VOLTA VAL）」は唯一30年以上使い続けられている一番古いボートです。

そのボートは赤のストライプ柄になっています。

私たちはボートを選んで乗ることができないのでそのボートに遭遇・乗船できたらとてもラッキーですよ！

2014年にリニューアル

リニューアル後は、「ジャングルクルーズ：ワイルドライフ・エクスペディション」という名前に変わりました。

今回のテーマは「何度来ても新しい驚きと発見がある場所」をということで、色々な楽しみ方を工夫して表現しています。

また、リニューアル前は「危険なジャングルの探検」だったのに対して、「動植物を調査・保護する」と探検の主旨が変わっているんです。

動物たちが危険な猛獣だった認識から、保護すべき存在に変わったと言えます。

また、探検隊が動物たちから逃げる場面があるのですが、以前はほとんどが黒人だったのに対して、今は色々な肌の色の人間に変わっています。

人種差別の観点から、変更となったようです。

30年の月日が流れて、時代の変化を感じます。

新たにイルミネーションが作られたり、「ライオンキング」のオリジナルBGMが加えられています。

夜間だけしか味わえない「ナイトクルーズ」もとても魅力的です。

昼と夜ではまた違う顔を見せるこのアトラクション、2度楽しませてくれます。

特にオススメは夜。

より臨場感が出て、無数の蛍たちの光が優しくゲストを包み込みます。

待ち時間も楽しめる

待ち時間にも、探検に引き込まれる要素がたくさんあります。

通路には、船長の業務日誌やチェス、探検の道具など思わず写真を撮りたくなること間違いなしです。

外国語で書かれている業務日誌を解読するとなにやら、ユーモアある内容が書かれているとか・・・。

よく探してみると、隠れミッキーがいるなんて噂も・・・。

ディズニーならではの世界観に浸りながら、じっくり味わってみてはいかがでしょうか？

アトラクションの終盤には神秘的な神殿

入口の地図には描かれていないこの神殿、探検者たちが3週間の旅の中で偶然見つけるという設定になっているようです。

凶暴で楽しい動物たちのゾーンを抜けて打って変わって、神殿の中は暗闇ですがプロジェクションマッピングがあり、静かで異空間にきたような不思議な気持ちになります。

ここを抜けたら現代に戻ります。

ドキドキの探検から抜け出して、ホッと一息です。

ボート内にあるお守り

ボート内に飾られているお守りは、1隻1隻違う物です。

これは船長さんが旅の安全を守ってもらうために、アトラクションに出てくるセールスマンの「サム」から買った物。

モチーフにしたキーホルダーなどのグッズをお土産売り場やオンラインサイトで買うことが出来ます。

きっと危険な旅を乗り越えたお守りだから、効果抜群間違いなしです。

世界でも人気のアトラクション

ジャングルクルーズは日本以外にも、ディズニーランド（アメリカ・カリフォルニア州）、マジック・キングダム（アメリカ・フロリダ州）、香港ディズニーランド（香港・ランタオ島）にもあります。

その中でもディズニーランドにあるジャングルクルーズは、ウォルトがまだ存命中に作られた世界最古のアトラクションです。

作り出す世界観は同じアトラクションなのに違っていて、新たな気持ちで楽しむことができます。

まとめ

いかがでしたか。

今回は東京ディズニーランドのアドベンチャーランドにあるアトラクション「ジャングルクルーズ：ワイルドライフ・エクスペディション」について紹介しました。

みなさんもジャングルクルーズの秘密を知って、東京ディズニーランドに訪れた際には探検の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。