東京ディズニーリゾートで閉園時間が近づいて帰路に着く際、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタや東京ディズニーランドホテルの真っ暗な客室から光が動いているのを見たことある人がいると思います。
その光に対して、下にいるゲストも反応してスマホのライトで返したりするゲストもいます。
このホテルの客室からライトをフリフリする行為、何のためにやっているのか、許されているのか調査しました。
なんでホテルの客室からライトを振るの?

そもそもなぜ客室からライトを振るのでしょうか?私は実際に客室からやったことないですが、以下のような理由が考えられます。
まわりのゲストとつながりたい

東京ディズニーリゾートでは、アトラクションやディズニーリゾートラインに乗っているゲストやキャストさんが歩いているゲストに対して手を振っています。
歩いているゲストもジェスチャーに応えてくれて、手を振った側からするとほっこりと嬉しい気持ちになります。
そして、夜は普通に手を振っていても見えないので見やすくするためにスマホのライトでフリフリしているのだと思います。
なので決して悪気があってやっているのではないのでしょう。
見栄を張りたい/目立ちたい
ディズニーホテルに宿泊するのは、そう簡単ではありません。例えば東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの場合、少なくとも1泊5万円強必要です。
やはり高価な料金を支払っている以上、自分(たち)だけでは満足できないのが人間の心理です。自分の満足感が抑えきれない人は、他人に認めてもらったり、自慢したくなったりと他より目立とうとします。
ホテルの客室からライトを振る行為はいいの?

ホテルの客室からスマートフォンのライトを振る行為は、結論NGです。東京ディズニーリゾートに問い合わせたところ、そのようなゲストを見かけた際は個別で客室まで注意しに行くとのことでした。

禁止する理由の回答を得ることはできませんでしたが、以下のようなことが考えられます。
景観を損なう
東京ディズニーランドは夢と魔法の王国、東京ディズニーシーは冒険とイマジネーションの海、それぞれのテーマで世界観が作り上げられています。
真っ暗な客室からライトがフリフリしていたらゲストはあれはなんだろう?と疑問を持ってしまいます。
明らかにパークの雰囲気と異なるので景観を損なわないように禁止しているものだと思います。
ゲストに誤解を与える
ホテルに宿泊しているゲストが自由に演出をしてしまっては、「公式の演出かな?」と誤解してしまうゲストがいるでしょう。誤解してしまったゲストが立ち止まったり、撮影、反応などしてしまうと、退園するゲストの流れを止めてしまい、他のゲストと接触したり怪我をする恐れがあり、大変危険です。
やはりパークは安全を第1に運営しなければならないので、安全のため禁止しているのでしょう。
動く光が苦手なゲストも
繰り返し話題になるのがてんかんを持つゲストによるツイートです。

てんかんの発作の症状はさまざまですが、強い光や点滅を受けると運動神経が過剰に活動し、けいれんを起こしたり意識を消失したりします。発作は数秒から数分続いてしまいます。
特に、今回紹介したゲストは、ホテルからの光を見たからではなく、隣にいたゲストのスマホライトを点滅させた光なのでかなり至近距離で光を受け、吐き気や倦怠感に襲われました。
パーク内(ホテル下)ではスマホのライト点灯を禁止はされていませんが、すべての人があなたと同じ環境ではないということを頭に入れておきましょう。
まとめ
今回は、東京ディズニーリゾートのディズニーホテルの客室からスマートフォンのライトを点滅・点灯させる行為について紹介しました。
もし、ホテルの客室からパークに向けたことがあるという方は今後お控えいただき、他の方法でゲストを楽しましたり意思疎通をするようにしましょう。
パークは安全を第1に、多様性を尊重して運営されています。詳しくはこちらの記事で紹介しています。

すべてのゲストがパークで楽しめるようになるようになるといいですね。
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