【疑問】台風の時ディズニーは休園するの？チケットの返金はある？

毎年夏から秋にかけて日本列島にやってくる台風。

毎年のように各地で台風の被害が出ていますよね。

そんな台風が東京ディズニーリゾートがある関東に接近した際、パークやホテルの対応はどうなるのかを紹介します。

台風が接近する時に遊びに行かれる方は必ず最後まで見てくださいね。

【JTB】東京ディズニーリゾート(R)への旅

台風の時、パークは臨時休園するの？

2018年ごろまで東京ディズニーリゾートは、遠方から来たゲストでも楽しめるように台風が接近していたときでも運営を続けていました。

暴風や雨の影響によりショーやパレードは中止になりますが、一部のアトラクション・キャラクターグリーティング（主に屋内）は運営を続けていました。

もちろん来園者も少なく、待ち時間も少ないのでアトラクション好きでは嬉しい日であった方もいるのではないでしょうか。

しかし、2018年9月からJR東日本が台風接近による「計画運休」（事前に運休開始する時間・路線を告知）するようになりました。

そうした動きに合わせてキャスト・ゲストが通勤・来園できなくなることから最近では台風が関東に上陸しそうなときは予め臨時休園にする傾向があります。

臨時休園はどこで確認できる？

東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの臨時休園は、公式ページや公式アプリで確認することができます。

トップページに【重要なお知らせ】として臨時休園による記載があれば休園、なければ通常営業となります。

休園だけでなく閉園を早めたり、開園を遅めたりする時短営業をする場合もあります。

台風接近による休園や時短営業を行う際は両パークで実施します。

なお、台風通過後は安全が確認できたパークから再開します。

イクスピアリ／ボン・ヴォヤージュ

東京ディズニーリゾートにある商業施設「イクスピアリ」やパーク内の一部グッズを販売しているお店「ボン・ヴォヤージュ」もパークの運営に合わせて営業を変えます。

パークが休園なら臨時休業、パークが時短営業なら時短営業という形です。

パークが休園しているから暇つぶしにゲストが集中したら意味がないので仕方ない措置ですよね。

ディズニーリゾートライン

東京ディズニーリゾートをぐるっと一周するモノレール「ディズニーリゾートライン」は、パークが臨時休園していても運行する傾向にあります。

というのも、ディズニーリゾートラインは遊園地の乗り物のような扱いではなく、公道の上をまたぐことから鉄道事業法に基づくれっきとした公共交通機関なんです。

台風接近時においてもホテルはゲストの宿泊場所確保のため営業を続けていることから、ホテルへ向かうゲストや従業員のためにも動かしているのでしょう。

その証拠として新型コロナウイルスによるパークの臨時休園の際も減便はすることがあっても運休することはありませんでした。

ホテル

台風接近関係なく、東京ディズニーリゾートで営業を続けるのはホテルです。

ホテルは、公共交通機関がストップしたことにより帰れなくなったなど舞浜エリアから脱出するのが困難になった方のために安全を確保できる目的として営業します。

大都市圏の公共交通機関がストップした際も近くのビジネスホテルが満室になりますよね。

それほどホテルは台風接近時、重要な役割を果たします。

ホテルは営業をするけどレストランやショップなど規模は縮小する可能性もあるので宿泊される方は各ホテルのホームページなどで確認しておきましょう。

臨時休園の際、パークチケットなどの返金対応はある？

台風の接近により東京ディズニーリゾートが臨時休園あるいは時短営業を実施した場合、返金はあるのかを紹介します。

パークチケット

東京ディズニーランド、東京ディズニーシーに入園することが可能なパークチケットですが、台風接近による臨時休園においても原則として払い戻しを受けることができません。

しかし、オンラインで購入したパークチケットは最初の購入日から1年間は無料で何度でも日付変更が可能なので、次回来園の際に使用するようにしましょう。

新型コロナウイルスの感染拡大により臨時休園した際は、パークチケットの返金対応はありましたがこれは社会情勢を踏まえた対応だったので極めて異例でした。

▼コンビニなど旅行会社を通して購入したパークチケットは払戻可能です

ホテル

「臨時休園ならばホテルの予約をキャンセルして旅行を中止したい！」

という方もいると思います。

もちろん、ホテルの予約はいかなる理由があってもキャンセルすることは可能ですが、気になるのはキャンセル料ですよね。

台風接近など災害の理由でキャンセルする場合は、キャンセル料を免除してくれるホテルがほとんどです。

東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテル、パートナーホテル、グッドネイバーホテルを予約している場合、各ホテルに電話で「台風接近しているのでキャンセルしたい」と連絡すれば快く承諾してもらえます。

ただし、ディズニーホテルの場合、東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトを通して予約した場合は、Webで取り消し操作を行わず、各ホテルに電話をしてキャンセル連絡をしてください。

その他、飛行機や新幹線を予約している方も台風接近により自主的に旅行をキャンセルする場合、無手数料で払い戻しを受けることもできることもあるので利用する公共交通機関やツアーのホームページなどで確認してみてくださいね。

台風接近でも営業する場合もある

台風接近してもパークへのアクセスする鉄道JR京葉線が減便しながらも運転している場合、パークも開園する可能性があります。

アトラクションの待ち時間が少ない

台風が接近すると、入園するゲストが少なくなることから全体的にアトラクションの待ち時間が少なくなります。

人気アトラクションでも待ち時間が5分ということもあります。

台風を利用してアトラクションをたくさん楽しむのも選択肢としてはアリですね。

一部の屋外アトラクションは台風接近の際、運営を中止します。

屋内のアトラクションにおいてもQラインが屋外で危険な状況だと運営中止になる場合があります。

▼Qラインの意味はこちらで確認！

屋外ショー・パレード・ワゴンは中止

台風接近時は、強風時と同様に屋外のショー・パレードが中止になる可能性が高いです。

ショー・パレード目的の方は、台風接近時の来園は避けたほうが良いでしょう。

▼その他ショー・パレードの中止基準はこちら！

また、屋外で販売しているポップコーン、アイスクリーム等は安全のため運営が中止になります。

キャラクターグリーティングも狙い目

台風接近時は、ディズニーの仲間たちと会えるキャラクターグリーティングも待ち時間が短く狙い目です。

自分の推しキャラと何度も会えるため、いろんなポーズを取れたりキャラクターに覚えてもらったりとメリットが多いですよ！

無理して来園は避けたほうが良い

私自身も台風接近時こそ狙い目だと思ってパークに行ったことがありますが、正直オススメはしません。

濡れる

台風のときのパークは、傘やレインコートが使い物にならないほど濡れてしまいます。

化粧が落ちて靴もずぶ濡れで不快感を持ちながらパークで過ごすこととなります。

それでもパークに行かれる方は、長靴やウォータープルーフファンデーションは絶対に着用・使用したほうが良いです。

ウォータープルーフファンデーションを持っていない方は、NULLウォータープルーフ日焼け止め ジェルがおすすめですよ！

公共交通機関が止まる可能性も

風や雨が強くなってくると、パーク滞在中に電車やバスが運休になってしまう可能性があります。

特に東京駅から舞浜駅まで結んでいる鉄道（JR京葉線）は沿岸部を走っていて多くの場所が高架であることから強風で運転見合わせになる可能性が高いです。

そうなってしまうとタクシーしか舞浜を脱出する手段がなくなってしまいますが、タクシーのりばも長蛇の列になり長時間待つことになります。

もし公共交通機関が止まっても無理をせず台風が小康状態になるまで安全な建物の中で待機しておくのが良いでしょう。

終日運転見合わせが発表されたら早めに東京ディズニーリゾート周辺ホテルを予約して宿を確保しておきましょう。
（宿の確保が遅れるとホテル満室で野宿をする羽目になってしまいます。）

まとめ

今回は東京ディズニーリゾートにおける台風接近時の対応について紹介しました。

近年では鉄道各社が「計画運休」をすることから、パークも無理をして開園せずに休園する傾向にあります。

臨時休園の際、パークチケットの払い戻しは原則としてできませんが、日付変更は可能なので次回の来園用に残しておきましょう。

臨時休園しない場合は、アトラクションやキャラクターグリーティングの待ち時間が大幅に減るので何回もループすることが可能です。

ただ、無理して来園をする必要はありません。

皆さんの安全が第一なので、天気予報を見ながら旅行を中止する決断をするのも良いでしょう。