2023年5月9日に新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、季節性インフルエンザなどと同じの5類に移行しました。
これまで同年3月13日以降、パーク内外では、キャストを含めてマスクの着用が個人の判断になりましたが、さらに大きく前進しました。
今回は、コロナが5類になった2023年5月9日から運営方法が変わったものを紹介します。
感染症の記載がホームページから消える
東京ディズニーリゾートやUSJが共同で制定した「遊園地・テーマパークにおける新型コロナ感染拡大予防ガイドライン」が2023年5月8日に廃止さました。
このことから東京ディズニーリゾートの公式サイトから「感染症対策」の表記が一切なくなりました。
パーク側からもマスクの着用や手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保などお願いすることがなくなりました。
設備
東京ディズニーリゾートでは多くの設備が撤去されました。
消毒液廃止
パーク内外問わずあらゆるところに設置されていた消毒液ですが、東京ディズニーリゾートにおいては姿を消すことになりました。
気軽に消毒することができなくなりましたが、これもコロナ前はなかったものなので仕方がないですね。
コロナ関係なく食中毒防止の観点から食事の前は手を洗ったほうがいいです。
手などを口に運びやすい赤ちゃんや子供がいるゲストは、自前でウエットティッシュを持ち歩いたほうが良さそうです。
ソーシャルディスタンステープ完全廃止
東京ディズニーリゾートのパーク内では、アトラクションやキャラクターグリーティングに並ぶ際の前のゲストと間隔をあけるための目印(ソーシャルディスタンステープ)はすでに廃止されていました。
しかし、キャラクターグリーティング施設でのみ残存していました。
今回からは、キャラクターグリーティングにおけるソーシャルディスタンスも撤廃されたことからキャラクターと近くで写真撮影ができるようになりました。
トラッシュカンのゴムバンド廃止
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのパーク内でゲストの視点に必ずあるトラッシュカン(ゴミ箱)ですが、新型コロナウイルス流行後からはフタが常に開いたままで運用されていました。
これは、手で多くのゲストが触れてしまうため、感染症防止のための配慮でした。
2023年5月8日からは、このトラッシュカンもようやくフタが閉まるようになり、景観や防臭を取り戻すことができました。
キャラクターグリーティング
東京ディズニーリゾートにおけるキャラクターグリーティングにも嬉しいお知らせがありました!
キャラクターと距離を空けて撮影ではなくなる
こちらは、設備の部分でも紹介しましたが、ソーシャルディスタンステープが廃止されたことにより、キャラクターと近くで撮影することができるようになりました。
今まではハイタッチや握手の時のみキャラクターと接近することができましたが、撮影時を含めて常時できるようになりました。
ハグが解禁
これが皆さんにとって嬉しい朗報になった方も多いのではないでしょうか。
新型コロナウイルス流行後からは、キャラクターとハグが一切することができませんでしたが、2023年5月8日からはハグができるようになりました。
大好きなキャラクターに3年2ヶ月ぶりの思いをハグで伝えましょう!
キャラクターからサインがもらえるように
今までキャラクターからもらえるサインは、グリーティング施設かつ持参した色紙のみでしたが、フリーグリーティング含むすべてのグリーティングにおいて自分が書いてほしい場所にサインしてもらえるようになりました。
東京ディズニーリゾート40周年のガーランド(700円)を持ち歩くゲストが多いので、解禁された記念としてガーランドにサインしてもらうのもいいですね。
ショー・パレードは変更なし
東京ディズニーリゾートのエンターテイメントとして欠かせないショー・パレードですが、変更点は見られませんでした。
現在、演出方法の一部を変更して運営しているショー・パレードは以下のとおりです。
- ミッキーのマジカルミュージックワールド(TDL)
(公演開始当初から完全版ではありません) - 東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ(TDL)
(ダンサーが復活していません) - ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~(TDS)
(シンガー・生演奏が復活していません)
これらはどうしても人員確保が課題なので、当面の間は厳しいかもしれません。
アトラクション
東京ディズニーリゾートのアトラクションではパーティションやシールドはすでにすべてのアトラクションで撤去されており、空席は作らないように運営されています。
しかし、東京ディズニーシーのタートル・トークにおいてはゲストの声出しが解禁されました。
コロナ感染拡大後からはウミガメの挨拶では、ゲストは両手を高く挙げるジェスチャーのみでしたが、コロナ前と同じ「うぉー!」と叫びながら両手を手を高く挙げれるようになりました。
以下のアトラクションではすでに声出しはできるようになっています。
- スティッチエンカウンター(TDL)
ゲストによる「アロハ」の発声、一緒に歌を歌えるようになっています。 - マジックランプシアター(TDS)
シャバーンがアシームの体を切断するマジックの時、ゲストみんなで「1,2,3」が発声できるようになっています。
スタンバイパス
現在、スタンバイパスはグッズ発売日にショップにのみ導入されています。
もともと、施設内が密にならないために導入されましたが、これは廃止はされずに残存するようです。
快適にお買い物をするには仕方ない措置なのかもしれませんね。
まとめ
今回は、新型コロナウイルスが5類に移行した2023年5月8日(月)からのパーク運営方法の変更について紹介しました。
運営が変更になった部分は以下のとおりです。
〜2023年5月7日(日) | 2023年5月8日(月)〜 | |
---|---|---|
消毒液 | 設置 | 設置 | 一部のみ
ソーシャルディスタンス テープ | 設置 | グリーティング施設のみなし |
トラッシュカン フタ | 開いたまま | 自分で開ける |
キャラクターグリーティング ハグ | 不可 | 可能 |
キャラクターグリーティング 距離なし撮影 | 不可 | 可能 |
キャラクターグリーティング サイン | ※フリーグリーティングはのぞく | 色紙のみ可能※シェフ・ミッキーはのぞく | 可能
アトラクション声出し | ※タートル・トークはのぞく | 可能可能 |
ショー・パレードは当面の間、演出方法の一部を変更して運営、スタンバイパスは残存するようです。
今回は、コロナ前のパークが戻ったように大きく前進しました。
今年は東京ディズニーリゾート40周年なので、みんなの笑顔あふれ、盛り上がる1年になればいいですね!
コメント