【意外と乗られてないアトラク】オムニバスでゆったり夢の国を巡ろう！

東京ディズニーランドのアトラクションである「オムニバス」は、アンティーク調のレトロでおしゃれな2階建てのバスです。

周遊型のアトラクションで、パークをゆっくとり一周できます。

パーク内を歩いて移動している時に、見たことがある方も多いのではないでしょうか。

アトラクションでは運転手であるキャストの楽しい案内も聞けるため、よりディズニーを楽しめます！

今回はオムニバスの概要と魅力をご紹介していきます。

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オムニバスとは？

オムニバスは、1983年4月15日に東京ディズニーランドの開園と同時にオープンしました。

入園して夢の国へ来た気分を高めるため、ちょっと疲れた時の休憩、閉園前に今日の余韻に浸るため、色々なシチュエーションで楽しめます。

ワールドバザールをまっすぐ抜けて、最初にお出迎えするアトラクションでもあります。

乗り場は正面を抜けて、シンデレラ城を正面に見て右手（トゥモローランド側）に進むとあります。

移動手段ではなく、（最終便を除いて）同じ乗り場に戻ってきます。

小さく「オムニバス」と書かれた看板があり、バス停など目立つものはないのですが、キャストが立っているので聞いてみるのもいいかも知れません。

ゲストが少なかった時はキャストから声かけも実施しています。

どんなアトラクション？

オムニバスは、東京ディズニーランドを1周するアトラクションです。

1周とは言ってもすべてのエリアを回るのではなく、シンデレラ城前のプラザという広場の道を一周巡ります。

バスからはワールドバザール→アドベンチャーランド→ウエスタンランド→ファンタジーランド→トゥモローランドの順で景色が楽しめます。

所要時間:約6分
1台あたりの定員:33名

小さなお子様は膝の上に乗せて乗車することもできます。

また妊婦の方でも楽しめます！

雨でも楽しむことができますが、2階の席は濡れやすいので注意してください。

なお、運行を中止している時は、シンデレラ城の前に停車しているので写真映えを狙えますよ♪

待ち時間

平均の待ち時間は5〜10分で、特に暑い夏日は閑散期にあたります。

アトラクション待ち時間軽減サービス（ディズニー・プレミアアクセスやプライオリティパス）は対象外です。

待ち時間が最も長くなるのは、春休み時期でパークが全体的に混んでいる時です。

それでも20分以上の待ち時間は見たことがないので、空いているアトラクションの部類に入ります。

オムニバスは1回に乗車できるキャパが大きいため、人が並んで待ち時間が延びるというよりも、バスが戻ってくるまでの間の待ち時間になっています。

意外と穴場なので、ぜひ乗ってみてください。

オムニバスでGoogle等で検索すると、料金や有料とのキーワードが出てきますが、もちろん乗車には料金はかかりませんので安心してください。

オムニバスの意味は？

「オムニバス」は「乗り合い自動車（バス）」という意味です。

ラテン語では、「全ての人のために」という意味が込められています。

全ての人が平等に乗れるよ、というメッセージか、このバスには小さな赤ちゃんからお年寄り、障がいのある人まで様々な人たちが楽しむことができる、まさに夢のようなバスなんですよ。

普段私たちが街中で利用している「バス」も、この「オムニバス」が語源と言われています。

オムニバスの楽しみ方とおすすめの席

オムニバスの楽しみ方とおすすめの席を紹介します！

ちょっと一息、疲れた時に乗ってみよう

約6分間、椅子に座ってのんびりとパーク内を一望できるバス旅。

他のアトラクションやパレードで気分が上がって、クールダウンしたいという時にオススメです。

バスは、歩くような速さなのでゆっくりとパーク内の景色を堪能することができます。

私も1歳の息子の気分転換として利用しました！

楽しいパーク内でも、お子さんにとっては疲れてぐずってしまうこともありますよね。

そんな時の裏技、「バスに乗ってみようか！」と声をかけて、少しゆっくりすると気分も再び盛り上がります。

乗り物大好きな子ならなおさら動くかと思います笑

バスに乗っていると、歩いているキャストやゲストのみなさんが手を振ってくれるので、手を振り返しましょう！

ちょっぴり特別な気分になること間違いなしです。

どの席がオススメ？時間帯は？

席は自由席で、並んでいた順に好きな席を選べます。

1番人気なのは、2階席です。

普段歩いている目線とはまた違って、高い位置から見晴らしよくパークを一望できます。

2階席はベンチ型の椅子なのですが、1階席はふわふわのソファ席はゆっくりくつろげます。

また、1階席の運転手の後ろの席に乗れば、運転手気分を楽しむことができます。

キャストの案内も間近で聞くことができます。

1階席でしか発見できない楽しみであり、遊び心が堪らないですね。

また、座席の位置は前方向かって左側（外周）の席のほうが、様々な景色を楽しめるのでおすすめです。
（右側の席だと同じ景色ばかりで少し飽きてしまうかもしれません）

乗る場所によって楽しみ方が変わるので、何度も乗車してお気に入りの場所を探すのも良いでしょう。

おすすめの時間帯は、日中の明るい時間であれば遠くまでの見晴らしが良いです。

日が落ちた夜であれば、パーク内の夜景を楽しめます。

ウォルトの生前に活躍していたバスが活躍している

実はこのバス、ワールドバザールの屋根の深緑色と同じ色のカラーリングになっています。

これは20世紀はじめにニューヨークを走っていたバスをモデルにしているためです。

エリアが再現している時代設定と同じですね。

精密に再現されており、運転席のクラクションは当時使われていた物と同じ物を使っているそうです。

実はこのバスのモデル、1920年まで運行されていた1908〜1912年製のバスということで、ウォルトが実際に生きていた時に運行していた物なんです。

もしかしたら、ウォルトも当時乗っていたかも知れませんね。

ディズニーランドにバスを走らせようと提案したのは、ウォルト本人だったようです。

当時の世界観を今に引き継ぎ、ここまで大切にしているのは素敵ですね。

また、当時のバスには広告が貼られていた外装と内装には、各テーマランドの写真やイラストが飾られています。

どこのアトラクションがあるかな？と探してみてください。

バスを外側の正面から見て2階部分には7つのエリアの名前が書かれています。

まさにパークで1番目にみなさんをお迎えするアトラクション、ディズニーランドを象徴していますね。

アトラクションとして使用される以外にも、パレードに登場することもあります。

その時は、中にディズニーキャラクターが乗車しています。

きっととても可愛い光景であること間違いなしですね。

シャッターチャンスも見逃さずに！

キャストのガイドが楽しい

運転手であるキャストが、それぞれのエリアのガイドをしてくれます。

しっかり耳を傾けて。

普段は知らなかったディズニーランドの豆知識が6分間にぎゅっと詰まっています。

7つのエリアを通るときに、どれがどのアトラクションか紹介をしてくれます。

どのアトラクションがどのエリアにあるのかを知るきっかけになります。

私はオムニバスで「クリスタルパレスレストラン」のことを知り、実際に食事をしに行き、今ではお気に入りのレストランになりました。

▼クリスタルパレスレストランは予約が必要です

今まで、あの白い建物はなんだろうと思っていましたが、ガイドがきっかけで知ることができました。

新たな発見ができてより東京ディズニーランドの楽しみ方が深まりました。

オリジナルグッズを旅の思い出に

オムニバスにはディズニーオリジナルのトミカが販売されていました。

季節のイベント時や、新エリアオープン、アトラクションオープンの時に、バスの屋根部分にそれにまつわるパッケージを施されています。

フリマアプリのメルカリであれば、定価以下で販売されているのもあるので気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか。

オムニバスは比較的待ち時間が少なくて、椅子に座ってゆったり過ごすことができるため、ちょっと一休みしたい時にもオススメです。

また、普段は歩いている道をバスで巡ることで、また新たな楽しみ方を期待できます。

そして6分間とは思えないほどの満足感を得られます。

ウォルトが生きていた時代に実際に走っていたバスに乗ることで、ウォルトの想いに馳せてみてはいかがでしょうか。