【疑問】大雪の時、ディズニーは休園する？チケットの返金は可能？

東京ディズニーリゾートがあるのは、関東平野と言われる冬でもあまり雪が降らない地域です。

しかし、数年に1度のレベルで関東大雪に見舞われニュースでもよく取り上げられています。

近年は雪による高速道路上での長時間立ち往生や電車の長時間運転見合わせを防ぐためにも予防的通行止めや運休を発表する傾向にあります。

せっかくパークに遊びに行く予定があるのに交通機関が止まってしまっては来園を諦めるゲストも多くいらっしゃいます。

今回はそんな大雪の日にパークは休園するのか、パークチケットの返金はできるのかを紹介します。

【JTB】東京ディズニーリゾート(R)への旅

大雪の日、パークは臨時休園するの？

結論を述べると、大雪であってもパークは開園します。

これは、前々から楽しみに計画していたゲストの夢を壊さないようにと配慮されているためです。

もちろん、安全を第一にパークを運営するため一部の屋外アトラクションやエンターテインメントについては運営が中止になる場合もあります。

これは台風が接近している場合においても同じです。

ただし、近年は高速道路各社が道路上での立ち往生を防ぐために「予防的通行止め」や鉄道会社による「計画運休」を実施するケースが多くなっています。

このような交通障害が起きた場合は、別で休園または時短営業をすることがあります。

臨時休園はどこで確認できる？

東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの臨時休園は、公式ページや公式アプリで確認することができます。

トップページに【重要なお知らせ】として臨時休園による記載があれば休園または時短営業、記載がなければ通常通り開園しています。

大雪とは言わないけれど微妙な天候の場合は、電話での問い合わせはかなりの時間を待つことになるので避けたほうがよさそうです。

臨時休園の場合は、片方のパークだけ開けるということはせずに両パークとも休園になります。

雪が小康状態になり安全が確認できたパークから運営を再開します。

イクスピアリ／ボン・ヴォヤージュ

東京ディズニーリゾートにある商業施設「イクスピアリ」やパーク内の一部グッズを販売しているお店「ボン・ヴォヤージュ」も営業するかしないかはパークに合わせます。

例えば、東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーが休園であれば休業、時短営業なら時短営業にします。

パークが休園すると、ゲストがこちらに集中してしまうので仕方ない措置ですね。

ディズニーリゾートライン

東京ディズニーリゾートをぐるっと一周するモノレール「ディズニーリゾートライン」は、パークが休園や時短営業になったとしても通常通り運行します。

その理由として、ディズニーリゾートラインは、遊園地の乗り物のようなアトラクションの扱いではなく、公道の上をまたぐことから鉄道事業法に基づいたれっきとした公共交通機関なのです。

大雪のときでもホテルは帰宅難民者のために営業を続けることが多いことから、ホテルへ向かうゲストや従業員のためにも動かしているものだと思われます。

ホテル

東京ディズニーリゾートにあるホテルはすべて大雪であっても営業を継続します。

ホテルは、公共交通機関が止まってしまったことにより帰れなくなった方や舞浜エリアから脱出できなくなった方のために安全を確保する役割も果たします。

大都市圏の公共交通機関が止まった時も近くのビジネスホテルがすく満室になりますよね。

それほどホテルは重要なのです。

ただ、ホテルは営業を継続してもレストランは休業など一部営業方法を変える可能性があるので、各ホテルの公式ページなどで事前に調べておきましょう。

臨時休園の際、パークチケットの返金対応はある？

残念ながらパークは臨時休園になったからといって返金対応することはありません。

ただし、その日のチケットは無効になることなく別の入園日に手数料なしで振り替えてもらえます。

オンラインで購入した「ディズニーeチケット」に関しては、こちらから日付変更ができます。

新型コロナウイルスの感染拡大により臨時休園した際は、パークチケットの返金対応がありましたがこれは社会情勢を踏まえた対応だったため極めて異例でした。

ホテル

「パークチケットの変更はできたけどホテルはキャンセルできるの？」

という方もいると思います。

もちろん、ホテルの予約はいかなる理由があってもキャンセルすることは可能ですが、気になるのはキャンセル料ですよね。

台風接近など災害の理由でキャンセルする場合は、キャンセル料を免除してくれるホテルがほとんどです。

東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテル、パートナーホテルまたはグッドネイバーホテルを予約している場合、各ホテルに電話で「雪が降って交通障害が発生しているのでキャンセルしたい」と連絡すれば快く承諾してもらえます。

ただし、ディズニーホテルの場合、東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトを通して予約した場合は、Webで取り消し操作を行わず、各ホテルに電話をしてキャンセル連絡をしてください。

Webで取り消しするとシステム上取消料が発生してしまいます。

交通機関

遠方から来られる方は、飛行機や新幹線、夜行バスの予約をしている方もいらっしゃると思います。

これらは原則運休にならないと払い戻しを受けることができません。

キャンセル・払い戻しには所定の手数料がかかります。

キャンセルは、出発時刻前に行わなければ払い戻し自体受けられなくなります。

旅行するかしないかの判断は早めのほうが良いでしょう。

JRでは特例として、大雪時無手数料で払い戻しを受けることもあるのでホームページなどで確認してみてくださいね。

大雪でも営業することがほとんど

これまで臨時休園によるキャンセル方法を紹介してきましたが、原則大雪でも交通障害がない限り営業することがほとんどです。

アトラクションの待ち時間が少ない

大雪になると、入園するゲストが少なくなることから全体的にアトラクションの待ち時間が少なくなります。

人気アトラクションでも待ち時間が5分ということもあります。

大雪を利用してアトラクションをたくさん楽しむのも選択肢としては良いでしょう！

ただし一部の屋外アトラクションは大雪の際、運営を中止するので注意しましょう。

屋内のアトラクションにおいてもQラインが屋外で危険な状況だと運営中止になる場合があります。

▼Qラインの意味はこちらで確認！

屋外ショー・パレード・ワゴンは中止

大雪時は、強風時と同様に屋外のショー・パレードが中止になる可能性が高いです。

ショー・パレード目的の方は、大雪時の入園は避けたほうが良いでしょう。

▼その他ショー・パレードの中止基準はこちら！

また、屋外で販売しているポップコーンワゴンなどは安全のため運営が中止になります。

キャラクターグリーティングも狙い目

大雪時は、ディズニーの仲間たちと会えるキャラクターグリーティングも待ち時間が短く狙い目です。

自分の推しキャラと何度も会えるため、いろんなポーズを取れたりキャラクターに覚えてもらったりとメリットだらけです。

大雪時来園のデメリット

大雪の日は、ゲストが少ないため快適に楽しめそうですが、ゲストが少ないことには理由もあります。

濡れる

雪が降っているときのパークは、傘やレインコート必須です。

降っていなければ足元に気をつけるだけですが、降っていて無防備だと濡れてしまいます。

化粧が落ちて靴もずぶ濡れで不快感を持ちながらパークで1日過ごすこととなります。

それでもパークに行かれる方は、長靴やウォータープルーフファンデーションは絶対に着用・使用したほうが良いです。

公共交通機関が止まる可能性も

雪だけだとバスが運休になりますが、そこに風が加わってくると電車も運休になってしまう可能性があります。

東京駅から舞浜駅まで結んでいるJR京葉線は多くの部分が沿岸かつ高架であることから強風で運転見合わせになることが稀にあります。

滞在中運休になってしまうと帰宅困難者になるかもしれません。

もし公共交通機関が止まっても無理して帰ろうとせず雪が小康状態になるまで安全な建物の中で待機しておくのが良いです。

怪我をしてはせっかくの旅行が台無しになってしまいます。

まとめ

いかがでしたか。

今回は大雪の時、東京ディズニーリゾートは臨時休園するのかについて紹介しました。

結論、JR京葉線や高速バスの交通障害がない限りパークは通常通り営業しますが天候状況により時短営業をする場合があります。

万が一臨時休園になってしまった場合においてもパークチケットの払い戻しは原則としてありません。

ただし、日付変更は無料でできるので次回の来園用に楽しみに取っておきましょう。