【熱キャン続出】ディズニーリゾートのショー・パレード中止基準は？

東京ディズニーリゾートのエンターテイメントの一つであるショー・パレード。

毎日多くのゲストが公演時間前に場所を確保したりディズニー・プレミアアクセスを購入しています。

しかし、パークはゲスト、キャストおよび出演者の安全確保の為、突然中止になってしまうこともあります。

せっかくパークにショー・パレードを見るために行ったのに突然中止・・・ということになったら悲しいですよね。

今回は、知らないと知っているでかなりパークでの過ごし方が変わる「ショー・パレード」の中止基準と中止になった時の楽しみ方を紹介します。

【JTB】東京ディズニーリゾート(R)への旅

ショー・パレードの中止について

ショー・パレードなぜ突然中止になる？

ショー・パレードは、毎日公演時間に公演されますが、当日入園してから突然中止になることがあります。

これは安全にショーやパレードが進行できない場合や、完全な状態で運営できないと判断された場合に中止になります。

安全を犠牲にしてショー・パレードを続けてけが人が出るほうがイメージダウンにつながったり、不完全な状態で運営されても顧客満足度が下がることからショー・パレードが中止になります。

ショー・パレードの中止基準は？

それではショー・パレードはどういう基準で中止になるのでしょうか？

風速10m以上の風

東京ディズニーリゾートは、千葉県浦安市の南側に位置し、パークより南には建物がないことから南風がダイレクトに吹き込みます。

強風のときにはパークで帽子やカチューシャ、風船が飛ばされてしまうゲストがいるほどです。

ショーやパレードで使うフロートやバージも標高が高いものがあり風に当たるとバランスを崩し転倒して怪我をする恐れがあります。

▼フロート・バージの意味を知らない方はこちら！

ゲスト、キャスト、出演者みなさんの安全が確保できないので中止になってしまいます。

公式の基準はありませんが、過去の傾向から風速10m以上であれば中止になる可能性が高いです。

SNSでは風によりショー・パレードが中止になることをディズニー用語で「風キャン」と言います。

屋内で実施されるショーは中止になりません。

30分あたりの降水量が1mm以上

東京ディズニーランドのパレードのフロートや東京ディズニーシーのハーバーショーのバージは、水に弱いためか少しの雨でも中止になる傾向があります。

明確な基準はありませんが、1時間に2mm以上の雨でショー・パレードが中止になる傾向があります。

SNSでは雨によりショー・パレードが中止になることをディズニー用語で「雨キャン」と言います。

屋内で実施されるショーは中止なりません。

暑さ指数が「危険」

屋外で実施されるショーやパレードでは、夏の強い日差しで中止になることがあります。

夏の暑い時にゲストは公演前から場所を確保し、出演者は長いものだと45分間パフォーマンスをし続けなければなりません。

これは熱中症の危険性があり、最悪死に至ります。

パークで亡くなった人が出てしまうと今後のパーク運営も今より厳しくなってしまうので、事故が起きないための中止措置です。

夏のパークは毎日と言ってよいほど救急車がバックステージから緊急搬送されている様子をよく目にします。

中止にならなかったとしてもこまめに水分補給はしましょう。

暑さ指数が31以上の「危険」域の場合、高齢者は外出を避けるように環境省が呼びかけています。

「高齢者だけはショー・パレードを見ないでくださいね」

ということは多様性を認めるディズニーの方針に反するため中止になる傾向があります。

ウェザーニュースで見たいショー・パレードが公演される時間帯の暑さ指数を調べてみて「危険」でないかを事前に確認しておきましょう。

SNSでは気温によりショー・パレードが中止になることをディズニー用語で「熱キャン」と言います。

屋内で実施されるショーは中止なりません。

▼熱キャンの詳しい基準点についてはこちらの記事でも解説しています

システム不具合

ショーやパレードでは、多くの技術が取り入れられており一つ一つすべてが連動して運営しています。

システムに不具合があると、出演者が万全な状態であっても運営することができません。

オリエンタルランドが発表している「ゲストに最高のおもてなしを提供するための判断」が適用され中止になっていると考えられます。

一部が欠けていたらゲストに最高のパフォーマンスはできないということでしょう。

SNSではシステム不具合によりショー・パレードが中止になることをディズニー用語で「シス調」と言います。

ショー・パレードが中止で保証はある？

ディズニー・プレミアアクセスでショー・パレードを購入していた場合は、返金されます。

しかし、無料で鑑賞（エントリー受付含む）していた場合は、保証措置はありません。

中止になったからアトラクション優先案内などあれば嬉しいですが、特にパレードやハーバーショーを鑑賞していた人数は数えられないほどいるため運営側が把握するのはほぼ不可能です。

また後から「私も見てたよ！」という人が無限に出てくると運営側も困っていまいますよね。

ショー・パレードの中止は残念ですが、落ち込んでいる時間があれば他の楽しみ方を考えましょう！

ショー・パレードが中止された時に知っておくべきこと

ショー・パレードが中止された時に知っておくべきことを紹介します。

ショー・パレードの中止はどこで確認できる？

中止の情報を知るには、以下の方法が有効です。

東京ディズニーリゾートのWebページ

東京ディズニーリゾートのWebページでは「当日のパーク情報」というページがあります。
こちらから確認できます。

もし、ショー・パレードを実施しない場合は「運営・公演中止」と表示されます。

東京ディズニーリゾート公式アプリでも確認することができます。

③見たいショー・パレードに運営・公演中止と表示されていなければ実施予定です。

現地での放送

ショー・パレードが中止になると、公演予定時間の約1時間前に自動放送が入ります。

多くのゲストからため息が聞こえてくるのもこの瞬間です。

キャストさんによる案内

ショー・パレードが実施される場所で待機しようとするとゲストコントロールキャストさんが公演前から中止の案内をしています。

SNSでは気温によりショー・パレードが中止になることをディズニー用語で「スピール」と言います。

有料でショー・パレードを購入していた場合の返金方法は？

ショーやパレードを鑑賞するために東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージやディズニー・プレミアアクセスを購入していた場合は、返金があります。

東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ

ショー・パレードが専用エリアから鑑賞できるプランでは、購入者が複数のショーから自ら選択できるようになったため、ショー・パレード相当分の返金が行われます。

プランにもよりますが、返金価格は4,000円〜7,000円が妥当な価格でしょう。

使用したクレジットカードまたは銀行口座に返金されます。
（対応方法は個別に問い合わせてください。）

ディズニー・プレミアアクセス（DPA）

ディズニー・プレミアアクセス（DPA）で購入した場合、中止や完走（ショーを最後まで公演できなかった場合）でも返金の対象になります。

購入場所によって返金方法が異なるので注意してください。

アプリからの購入

東京ディズニーリゾート公式アプリから購入した場合、特に操作は不要で自動的にクレジットカードに返金されます。
（デビットカードの場合は、引き落としの口座に返金されます。）

現地での購入

メインストリート・ハウス（東京ディズニーランド）、ゲストリレーション（東京ディズニーシー）で購入したディズニー・プレミアアクセス（DPA)は、当日中に購入した場所で返金を受ける必要があります。

この場合、どの支払い方法で購入しても現金で返金されます。

ショー・パレードが中止になった際のエンターテイメントは用意している？

ショー・パレードが運営会社や天候の都合により中止になってしまった場合、別のエンターテイメントが用意されていると嬉しいですよね。

東京ディズニーランドでは雨で「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」が中止になった場合、雨の日限定パレード「ナイトフォール・グロウ」が実施されます。

公演時間は約10分、フロートの数はわずか4つの小規模ですがゲストの皆さんを楽しませてくれます。

雨の日のほうが晴れの日より少ないため見れるのはなかなかレアなので鑑賞できたら喜んでいいと思います！

ナイトフォール・グロウでも強い雨が降る場合（過去の傾向から1時間降雨量が10mm以上）は中止になります。

東京ディズニーシーでは残念ながら雨の代替ショーは実施されていません。

ショー・パレードが中止になっても楽しむ方法

ショーやパレードが残念ながら中止になってしまった場合でもパークでは楽しむ方法がたくさんあります！

キャラクターと会う

ショーやパレードで会うことができなかったキャラクターはキャラクターグリーティングでも会える可能性があります。

すべてのキャラクターと触れ合うことはできませんが、ミッキーマウス、ミニーマウスのグリーティング施設は各パークにあるので写真撮影したり、お話を聞いてもらったりすることができますよ。

アトラクションを楽しむ

東京ディズニーリゾートのアトラクションは全部で70個以上あります。

すべてのアトラクションを1日で楽しむのはほぼ不可能ですが、どれだけ乗れるかを自分の記録に挑戦するのも楽しいかも知れません。

1つのアトラクションを2回以上乗ると視点が変わって、

「こんな仕組みになっているんだ」

「こんなところあったんだ」

と気づけるのでとても楽しいですよ。

飲食を楽しむ

東京ディズニーリゾートのパーク内レストランは全部で90個以上あります。

1つ1つのレストランにはストーリーがあり、そのストーリーを想像しながら食べたり飲んだりするとパークでの楽しさがより増します。

レストランのストーリーは東京ディズニーリゾートの公式ページで確認できるので見てみてくださいね。

その他

その他私がおすすめする楽しみ方を紹介します。

• 隠れミッキーを100個見つける
• トラッシュ缶（ごみ箱）の種類を数える
• SNS映えしそうなものを撮影する
• カチューシャを変えてみる
• ポップコーンを全部の味コンプリート
• チュロスを全部の味コンプリート
• 屋内のショーを楽しむ

他に楽しみ方があればコメント欄にお寄せください。
（この記事で採用させていただきます。）

まとめ

今回は東京ディズニーリゾートのパークにおけるショー・パレードの中止基準と、中止になった際の楽しみ方を紹介しました。

ショー・パレードの中止は、エンターテイメントが減っているように見えますが、その分本来公演まで待っていた時間と公演時間をその他の楽しみに充てることができるので、考え方を変えて皆さんに合いそうな楽しみ方を見つけてみてください。